デッキA・Bとミキサー
シミュレーターのデッキA・Bとミキサーが、それぞれ何をしているのかを見ます。
ここからは、DJシミュレーターの基本操作を一つずつ見ていきます。
まずは操作する前に、画面全体がどう分かれているのかを確認します。
DJシミュレーターには、大きく分けて、
の3つがあります。
難しく考える必要はありません。
まずは、
デッキ = 曲を動かす場所
ミキサー = 2曲の音を調整する場所
と覚えてください。
デッキとは
デッキは、1曲を再生するための場所です。
DJシミュレーターには2つあります。
- デッキA
- デッキB
それぞれ別の曲を読み込んで、別々に動かすことができます。
つまり、
デッキAでA曲を流しながら、デッキBでB曲を準備する
ということができます。
「はじめて2曲をつなぐ」で使ったA曲とB曲も、この2つのデッキで動いていました。
なぜデッキが2つあるのか
DJは、1曲だけを再生するのではなく、
いま流れている曲から、次の曲へ移っていきます。
そのためには、
いま流している曲
と
次に使う曲
を同時に扱える必要があります。
たとえば最初は、
デッキA = いま流れている曲
デッキB = 次の曲
という状態です。
A曲からB曲へ移ったあとは、今度はB曲が流れている曲になります。
そしてデッキAに、その次の曲を準備することもできます。
つまり、AとBは固定された役割ではありません。
2つのデッキを交互に使いながら、次の曲へ進んでいく
のが基本です。
デッキでは何をするのか
DJシミュレーターのデッキには、
- 曲を再生・停止する
- CUEを使う
- 曲の位置を動かす
- TEMPOを変える
ための操作があります。
今はまだ、それぞれの操作方法を覚える必要はありません。
このあと、
PLAY・PAUSE・CUE
のページから順番に触っていきます。
ここでは、
デッキは曲そのものを動かす場所
と分かれば十分です。
波形は、そのデッキの曲を表している
DJシミュレーターの上には、A曲とB曲それぞれの波形が表示されています。
波形は、曲の音を目で見える形にしたものです。
Aの波形はデッキAの曲。
Bの波形はデッキBの曲。
曲を再生すると、現在の再生位置に合わせて波形も動きます。
波形には、このあと学ぶ拍や曲の位置を見るための情報も表示されています。
ここではまだ細かく読めなくて構いません。
上の波形と、下のデッキは同じ曲を表している
ことだけ確認してください。
ミキサーとは
2つのデッキの間にあるのがミキサー(Mixer)です。
デッキが曲そのものを動かす場所なのに対して、
ミキサーは、
A曲とB曲をどのように聞かせるか
を調整する場所です。
DJシミュレーターのミキサーには、
CH A
CH B
の2つがあります。
CHはChannel(チャンネル)の略です。
簡単に言えば、
CH A = A曲の音を調整する場所
CH B = B曲の音を調整する場所
です。
ミキサーでは何をするのか
DJシミュレーターのミキサーには、
があります。
これらを使うと、
A曲をどれくらい聞かせるか
B曲をどれくらい聞かせるか
高い音・中くらいの音・低い音をどれくらい出すか
を調整できます。
詳しい使い方は、このあとの
「フェーダーで曲を出す・消す」
と
「EQとLOW」
で実際に触ります。
ここでは、
ミキサーは2曲の聞こえ方を調整する場所
と覚えてください。
デッキとミキサーの違い
ここまでを整理すると、とてもシンプルです。
デッキA
→ A曲を動かす
デッキB
→ B曲を動かす
ミキサー
→ A曲とB曲の聞こえ方を調整する
つまり、
デッキで曲を動かして、ミキサーで2曲を混ぜる。
DJシミュレーターは、基本的にこの仕組みでできています。
「はじめて2曲をつなぐ」で何をしていたのか
最初のミックスを思い出してみてください。
あのときは、
デッキAでA曲を流し、
デッキBでB曲を再生し、
ミキサーでB曲を聞こえるようにして、
最後にA曲を聞こえなくしました。
つまり、すでに、
デッキA・デッキB・ミキサー
を全部使っていました。
ただ、そのときはDJシミュレーターの指示通りに操作しただけです。
ここからは、
それぞれの場所が何をしているのか
を一つずつ理解していきます。
次は、デッキにある
PLAY・PAUSE・CUE
を使って、曲を動かしてみます。
まとめ
- デッキは、曲を再生したり位置や速さを変えたりする場所
- DJシミュレーターにはデッキAとデッキBがあり、2曲を別々に扱える
- ミキサーは、A曲とB曲の音量や音のバランスを調整する場所
- 基本は「デッキで曲を動かし、ミキサーで2曲を混ぜる」