拍と小節とは何か

「1 2 3 4 / 2 2 3 4」と数え、拍と小節を音と光で確かめます。

前のページでは、曲を「1・2・3・4」と数えながら、A曲からB曲へつないでみました。

ここでは、そのとき数えていたものが何なのかを説明します。

拍(Beat)とは

音楽を聴いていると、一定の間隔でリズムを感じることができます。

ダンスミュージックでは、低い「ドン、ドン、ドン、ドン」というキックを手がかりにすると分かりやすいです。

この一つひとつの刻みを(Beat)と呼びます。

まずは音に合わせて、

1・2・3・4

と数えてみてください。

音に合わせて拍と小節が光ります(128 BPM)

4小節ぶん停止中

赤い線が小節の頭白い線が2・3・4拍目です。「1 2 3 4 / 2 2 3 4 / 3 2 3 4 / 4 2 3 4」と声に出して数えます。

4拍で1小節(Bar)

多くのダンスミュージックでは、

1・2・3・4

の4拍をひとまとまりとして感じることができます。

このまとまりを小節(Bar)と呼びます。

つまり、

4拍(Beat) = 1小節(Bar)

です。

1小節が終わると、また次の「1」から始まります。

小節も数える

DJでは、拍だけでなく「今、何小節目なのか」も数えます。

たとえば4小節なら、

1・2・3・4
2・2・3・4
3・2・3・4
4・2・3・4

と数える方法があります。

最初の数字が何小節目か、その後の数字がその小節の何拍目かを表しています。

たとえば、

3・2・3・4

なら、

3小節目の
1拍目・2拍目・3拍目・4拍目

を数えています。

少し変な数え方に見えますが、慣れると曲のどこにいるのかを見失いにくくなります。

音に合わせて拍と小節が光ります(128 BPM)

8小節ぶん停止中

赤い線が小節の頭白い線が2・3・4拍目です。「1 2 3 4 / 2 2 3 4 / 3 2 3 4 / 4 2 3 4」と声に出して数えます。

なぜDJは小節を数えるのか

DJでは、次の曲を適当なタイミングで入れるのではなく、曲の区切りに合わせて入れることが基本になります。

前のページでB曲を入れたときも、A曲の区切りに合わせてスタートしました。

小節を数えられるようになると、

「あと何小節で次の曲を入れるか」

を把握できるようになります。

最初は、

音に合わせて1・2・3・4と数えられること。

そして、

4拍で1小節になること。

この2つが分かれば十分です。

8小節を数えてみる

この教科書では、まず8小節をひとつの見やすい単位として使います。

8小節なら、

4拍 × 8小節 = 32拍

です。

前の「はじめて2曲をつなぐ」でも、A曲とB曲を8小節ぶん重ねました。

実際の曲が必ず8小節ごとに変化するわけではありません。

ただ、ダンスミュージックでは4や8の倍数で展開する曲が多いため、まず8小節を数えられるようになると、この後の理解がかなり楽になります。

次のページでは、いくつかの小節がまとまってできるフレーズ(Phrase)について学びます。

まとめ

  • 音楽の一つひとつの刻みを拍(Beat)と呼ぶ
  • 多くのダンスミュージックでは、4拍で1小節(Bar)になる
  • DJでは拍と小節を数えて、曲の中の位置や次の区切りを把握する

出典

  1. Open Music Theory — Meter(教育資料)